原型を留めていませんが、HGUCゴッグです(笑   

通販で纏め買いの際、端数合わせで購入しました。
前から買うか悩んでて、買わずに何年か経った状態、要するに「欲しいけど別に今じゃなくてもいいや」的な存在だったんですね。

何でそんな扱いかって?


そりゃ不細工だからですよ。(酷


それ故作るのもなんかイマイチ乗り気にならず・・・仮組みのまま数ヶ月放置してましたw

で、アッガイ作り終わったし、せっかく持ってるんだから水陸両用機全部揃えたいじゃないですか?
ズゴックやアッガイはシュッとしてやったので、不細工なこいつを全力でかっこよくしてやろう、と製作開始。

モデルはアルティメットオペレーションのゴッグで、それに自分風なアレンジをつけました。
最初はハイゴッグに繋がる後期型、って言う設定で作ってたんですが・・・。
wikiみてたらキット状態のものが公式設定では後期型に当たる事がわかって。
「マジカヨ・・・('A`) 」とテンションがガタ落ちしながらもがんばって作りました。

凶悪な感じになったな、と感じていただければ僕の思惑通りです^^





モデルと完成品。





「MSM-03 GOGG」

-機体説明-


全長 18,4m
総重量 82,4t
最大ジェネレータ出力 1,740kw
スラスター推力 121,000s
水中最高速度 75kt
装甲材 超硬スチール合金
主武装:アイアンネイル
腹部拡散メガ粒子法<キアM-23型メガ粒子砲>×2
魚雷発射管×2
フリージーヤード


ジオニック社に次ぐジオン公国第2のMSメーカー「ツィマッド社」が研究、開発。

MSM-03-1「PROTOTYPE GOGG」を経て完成させた、公国軍初の量産型水陸両用MSである。

同時期に同社内で技術競争のため開発された水中実験機と共に少数が先行して生産され、
後期型への移行の際に本機のみの生産に絞られることとなった。
この初期型の詳細は明らかになっていない。

ただ、バックパックの形状とクローが4本(後期型は5本)である事実を除けば、ほぼ違いはないとされる。
若干装甲形状も異なるが、後期形でもその装甲に準じた物が存在する為、特有の違いとはいえない。

搭載されているジェネレーターは機外の水を冷却材として用いる新型のもので、
大気を利用する従来のものよりも遥かに効率よく冷却できるようになっている。
これにより、当時のものとしては破格の高出力ジェネレーターとなっている。
このジェネレータを使用した事で、出力の関係で搭載不可能だったビーム兵器(メガ粒子砲)を初めて装備した機体となった。

しかし、当時ジオン公国ではミノフスキー博士が連邦へ亡命したためビーム兵器の技術開発が難航しており、
ツィマッドが苦労の末に完成させたエネルギーCAPも連邦のそれと比較すると遥かに未熟であった。
ビーム兵器そのものの大きさも連邦のそれと比べるとかなり大きく、総重量は38.7tにも及んだ。

本機はそれを無理矢理に組み込んだ形となっているため、機体の総重量もかなりのものとなっている。

搭載されているメガ粒子砲<キアM-23型メガ粒子砲>は上記技術の未熟さ故、
ビームの収束率が低く、貫通力も低い。射程距離は1km程度である。
しかも腹部に発射口があるため非常に取り回しが悪く、それゆえあまり使われる機会はなかった。
実戦では、水中で魚雷ユニット、陸上では腕のアイアンネイルを用いての白兵戦が主だったようである。

他に特殊武装として、水中に設置された機雷をほぼ100%無効化できる「フリージヤード」を備えている。
これは、ゲル状の物質で機体を覆うことで機雷や爆雷を無効化し、ソナーによる探知を低減する。
しかし、ウォーターインテークの閉塞のため長時間は使用できず、使用後は速やかに排除する必要があった。

「アイアン・ネイル」と名のついた巨大な爪をもつ腕部は、伸縮し生物のような動きの自由度を持つ。
水中航行時は脚部と共に胴体内に引き込むことで抵抗を軽減する仕組みになっている。

水中での最高速は約70ノット(約130km/h)。
機体各部のインテークから取り入れた海水を利用する熱核水流ジェットによって航行する。
これは同じツィマッド社のMS-09ドムで採用された熱核ジェットエンジンを転用したものである。
膨大な水圧に耐えるため装甲は厚く機体構造自体も頑強であり、60mmバルカンや小型の水中機雷を全く受け付けなかった。
その装甲の厚さを代表する例として、RX-78-2の打撃兵器ハイパーハンマーを受け止めた例がある。
しかし、構造上大量の冷却水を必要とし、さらに重装甲化した機体の総重量は地上で活動できるギリギリのラインであった。
故に、地上での機動性は低く、さらに冷却システムの構造上作戦時間が限られていた(1、2時間と言われている)。

しかし、当機は上陸侵攻作戦などで多くの戦果をもたらし、ジオン軍は水中戦闘において圧倒的なアドバンテージを作り出した。
だが、水陸ともに高い性能を示したMIP社製MS「MSM-07 Z‘GOCK」が量産されるにつれ、次第に戦場から姿を消していった。

後に統合整備計画にて再設計され、機動性を大幅に改良したMSM-03C ハイゴッグが開発されている。



※一部WikiPediaより抜粋








カラーレシピ

(F=フィニッシャーズ G=ガイアノーツ 無表示=GSIクレオス)
瓶サフ1000番、下地色の黒を吹き付け後、。

・機体色

-茶-
マホガニー+デイトナグリーン+ブラック

-黄土色-
ガンダムカラーアッガイ用黄土色+デイトナグリーン+グレー


・バックパック・
Mr.メタルカラー・ダークアイアン

・間接,バーニア・
スーパーアイアン


塗装後の仕上げとして、

・紫外線による退色防止のためメタルカラー部を除いてUVカットクリアー(光沢)を吹きつけ。
・デカール(MGアッガイ用)を貼り付け。(マークソフター、マークセッター使用)
・その後にガイア/Ex-フラットクリア+フラットベースを吹き付けて艶消しに。
・乾燥後にニュートラルグレー、フラットアースで「汚い海水が流れた後」をイメージしてウェザリングをし、再びフラットコート。
・最後にチタンシルバー+ブラックで「擦れると思われる箇所」にドライブラシをして終了。





素立ち(前傾姿勢)。
手の延長で気持ち悪さがアップしてますw




サイドビュー。
このアングルだと爪と腿の大型化の効果がわかりやすいですね。



バックショット。ケツの所に立ち泳ぎの時に少しずつ進む用のバーニアをつけました。
地味に頑張ったバックパック。なんかあまり効果が・・・ orz




メガ粒子砲発射体制。
地味にHiQpartsさんのところのアルミパーツを発射口に仕込んでいます。わかりにくいですねw
これ・・・どうかすると露出狂のおっさんのポーズに見えません?(笑



索敵しながら進軍するイメージで。



改造前との比較。
ほぼ100%のパーツを加工したのでもはや別物になっていまいました(笑



横比較。

腿、胸、腕のボリュームアップが顕著にわかるかなぁ、と。


後ろ比較。
地味に頑張りました。



バックパックのBefor→After。

情報量がアップしてる感じがわかるかと。
水抵抗を考えるとキットそのままの方が適しているんですがね(笑




脚部アップ。
基部はフレームっぽく塗りました。




1枚目をちょっとずらしたアングル。
耳のセンサーを新造。
モノアイは両面テープで貼り付けてるので、移動できます。
機体番号の「03」、メーカー名、機体名等をデカールで表示。
機体全体にダメージ表現をしているのでデカールも削ったりしてます。



【改造箇所】

ほとんど全てのパーツを弄りました。
パテを盛った所は適当にして現場合わせで作ったので数字では出せません・・・(苦笑
アバウトに、ですが↓みたいな感じです。

・頭部・
フリージヤード発射口に極小バーニアを埋め込んでディティールアップ。
-パテで裏打ち後、サイドを削り込み、モノアイスリットも幅詰め。この際に首との接続部を前に移動。
-センサーがあった場所を3mmピンバイスで開口、全体の傷埋め作業。
-H―アイズに交換。

・胴・
-ポリパテで胸部のボリュームアップ。若干ラインを変更。
-不要に感じたモールド埋め。
-メガ粒子砲発射口にディティールアップパーツ取り付け。
-ふんどし部を形状変更&バーニア追加。

・肩・
-エポキシパテをほぼ1箱使ってガッツリボリュームアップ。

・腕・
-HGUCアッガイの腕パーツを加工して取り付け。
-爪をエポキシパテで大型化

・脚・
-腿をパテで裏打ちして削り、2mm延長。その後エポキシパテで形状変更。
-膝当てをパテとプラ板でボリュームアップ。
-各部エッジ出し。


【感想】 アニメのプロポーションが強く出ていて、且つ安価なのによく動く!
普通のゴッグが好きな人は十分満足できると思います。

ただし腹部に少し隙間が開いたり、爪が何かマヌケだったりと微妙な箇所がチラホラあります。

改造に当たっては、膝や肩は一からパーツ作った方が楽だったような気が(笑
まぁ、個人的にはゾック発売に間に合ったの&シュッとしたので大満足でしたw

やっぱり水陸両用MSは作ってて楽しかったですね(*´ω`)


製作記はメニュー「ガンプラ記」の「|-MSM-03 ゴッグ」の項をご覧下さい。
 
最後まで御覧頂き、ありがとうございました。

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使用キット